エステとの違い

エステ脱毛とクリニックで行っている医療脱毛は、価格も使っている機器も違います。ここではこれらの違いについてリサーチした結果を、くわしく解説しています。

最近では美容院に行く感覚で、脱毛するのがあたりまえになってきていますよね。特に薄着の季節の前には、予約がいっぱいになってしまうくらいだそう。

エステ脱毛と医療脱毛ってどう違うの?

簡単に言うと、エステで行っている脱毛は「電気脱毛(ブレンド法)・IPL脱毛(フラッシュライト使用の脱毛法)」で、医療機関で行っている脱毛は、「医療電気脱毛」(小林式脱毛法)や「医療レーザー脱毛」です。

これ以外に「当エステ独自の脱毛法」というところがありますが、IPL脱毛に独自の名前をつけただけのものがほとんどなのだそうです。

医療機関の脱毛法

電気脱毛(小林式脱毛法)

針脱毛法で、ムダ毛が生えている毛穴に細い針を刺し、高周波(強い電気)を流して毛根を焼き、破壊します。

医療電気脱毛の機械は、エステの機械と違って高い出力で脱毛できるので、毛根に電気を通す時間が0.5秒と短くてすみ、エステよりも痛みが少ないです。

また、医療機関では20年以上の電気脱毛の歴史があり、100時間以上の訓練を受け、脱毛士の資格試験に受かった医師か看護師が脱毛を行うので、しっかりと脱毛できます。

エステでは不慣れな新人が脱毛した場合、すぐに前と同じように生えてくるということもあるそうです。

医療レーザー脱毛

「黒いものだけにエネルギーが集まり破壊する」というレーザーのメカニズムを応用した脱毛法です。1997年に日本に上陸し、医療機関にのみ許可されました。

当時、日本人の脱毛に適しているのはアレキサンドライトレーザー・ダイオードレーザーくらいでしたが、最近ではロングパルスアレキサンドライトレーザー・ヤグレーザー(深い毛根用)など、種類が増えています。

針脱毛に比べると痛みが少なく、「早い&毛が短くてもできる」というメリットがあるので、一気に広まりました。

また、レーザー脱毛がはじまったばかり頃は、ワキ脱毛1回あたり15万円くらいでしたが、最近は施術できる医療機関も増え、ワキ脱毛1回あたり1万円程度で受けられるようになりました。白黒の色素差を利用するので、白い肌で毛が黒く濃い剛毛の人ほど効果的です。

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エステの脱毛法

電気脱毛(ブレンド法)

1997年に医療レーザー脱毛が日本に上陸するまで主流だった脱毛法。細い針を毛穴に刺し、高周波を流すと同時に電気分解反応を行って毛根を焼きます。

エステで使用できるレーザー機器の高周波の出力は低く、脱毛効果が弱いため、電気分解のエネルギーと合わせて(ブレンド)脱毛しているのです。

出力が弱いので毛根に通電する時間が2秒~5秒かかり、脱毛に時間がかかり痛みが強いです。そのため、時間制のサロンでは費用も多くかかります。

IPL脱毛(フラッシュライト使用の脱毛法)

医療用レーザーのように黒い色素にエネルギーが集まるフラッシュライトIPL(Intensive Pulse Light)を利用した機器を使う脱毛法。

エステでは法律上、医療機関用のレーザー機器は使用できないので、似たような機器を取り入れ、脱毛をしています。

脱毛は医療用レーザー脱毛機器でも、やけどになるかならないかのギリギリの出力で照射しないと効果が出ないもの。エステサロンではトラブルが起こった時に、病院のように治療ができないため、弱い出力でしか照射しません。

そのためエステでのIPL脱毛は医療機関に比べると効果が低くなってしまいます。

医療脱毛vsエステ脱毛!比較表でチェック

医療脱毛 エステ脱毛
肌への負担 医師または看護師がレーザーを照射するので、トラブルが起こりにくい。万が一肌に異変が生じた時にはすぐに医療処置を受けられる。 カウンセリングや施術を行うのは、資格を持っていないサロンスタッフ。万が一肌トラブルが起こった時に、医療的な処置を受けられない。
効果 医療機関のみ使用が認められている高出力のレーザーを使用。毛母細胞に働きかけて、ムダ毛が生えにくいようにしてくれる。 エステサロンのスタッフでも施術できるように低出力のマシンを使用。一時的にムダ毛の成長を抑えるための施術。
回数 使用できる機器によって異なるが、大体5~10回の施術で脱毛が完了する。期間はおよそ1年~1年半(個人差アリ)。 低出力のマシンを使用するため、脱毛完了までにおよそ12~18回かかる。期間は数年(個人差アリ)。
痛み 高出力のレーザーは痛みを感じやすい。冷却装置が搭載されているものや単発式以外の脱毛マシンは比較的痛みが少ない。 出力レベルが低いマシンを使用するため、高出力のレーザーを使用する医療脱毛に比べると痛みを感じにくい。
費用 1回ごとの費用はエステサロンよりも高い。ただし少ない回数で脱毛が完了するため、総額で比較すると大きな金額差はない。 クリニックよりも安いのが特徴です。安いところだと両ワキ500円程度で脱毛できるエステサロンもあり。

タイプ別おすすめ!向いている脱毛方法まとめ

医療脱毛が向いているタイプ

  • 高い効果を実感したい人
  • 施術回数を最小限に抑えたい人

美容クリニックで行う医療脱毛は有資格者が施術を行います。豊富な医療知識や経験を活かして肌への負担を最小限に抑えてくれるだけでなく、万が一施術中に肌トラブルが起こった場合には適切な医療処置を取ってくれます。必要があれば薬を処方してもらえるので、アフターケアもばっちり。

エステ脱毛との大きな違いは、脱毛機器の性能にあります。医療知識を持っていないスタッフが施術を行うエステサロンでは、医療法により強いレーザーを出力する機器を使用できません。そのため「脱毛」ではなく、ムダ毛の成長を抑える「制毛」効果を得られるレーザーを使用。一時的にムダ毛が減るだけなので、エステでは永久的な脱毛効果を得られません。

高いレーザーを照射できる医療脱毛ならツルツルな肌を長期間キープできるだけでなく、施術回数も5回程度とエステの半分以下。効果が高く効率的な脱毛施術でキレイな肌をゲットできます。

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エステ脱毛が向いているタイプ

  • 痛みを抑えたい人
  • 一部パーツの脱毛を安く受けたい人
  • 急いで1回だけ脱毛できればOK!という人

医療脱毛と比べて出力の弱いレーザーを使用するエステサロンでは、脱毛の際に痛みをあまり感じないのが特徴です。出力を抑えたぶん効果は弱まってしまいますが、自己処理よりもきれいにムダ毛を処理できるので痛みの少なさを重視する人におすすめ。

クリニックと比べて物足りないところもありますが、エステサロンの場合は費用の安さも特徴として挙げられます。特にワキ脱毛はキャンペーンとしてワンコインで施術可能なサロンが多いので、「ワキだけで充分」という人ならエステがおすすめ。

しかし全身脱毛ならクリニックもエステも価格に大きな違いはありません。一か所お肌をツルツルにして効果を実感した後は、全身をきれいに脱毛したくなるもの。全身脱毛とパーツの脱毛で迷っている人は、クリニックでの脱毛を行ったほうが脱毛費用を抑えることができます。反対に「旅行前に脱毛しておきたい」「ウェディングドレスを着る前に!」などの理由で1度だけ脱毛したい人にはエステ脱毛がおすすめ。1回ごとの費用はクリニックよりも安くなるので、安く脱毛できるでしょう。

脱毛のトラブルってないの?

一昔前よりエステサロンが増えていますが、トラブルも増えてきているようです。

無資格で光脱毛機器を使って脱毛するという医療行為をして、お客さんにやけどを負わせたエステサロンなども摘発されています。脱毛だけではなくエステサロンでのアートメイクやまつげエクステなどのトラブルも、多いのだそう。 (参照:国民生活センター「なくならない脱毛施術による危害」

効果的に脱毛したいのなら、何かあった時にすぐに対応してくれる医療脱毛がおすすめですよ。

【当サイトで紹介している施術について】
医療レーザー脱毛のリスク

医療レーザー脱毛では、まれに赤み、ヒリヒリ感、火傷、毛嚢炎(もうのうえん)、むくみ、増毛、硬毛化、打ち漏れのような症状が現れる可能性があります。

医療レーザー脱毛の相場

医療レーザー脱毛は5~10回の施術(1か月半~2か月のスパン)で完了します。また、脱毛の相場は部位によって異なります。中でも人気が高いワキ脱毛の相場は、1万3,000円(※両ワキ5回コース)です。

針脱毛のリスク

針脱毛は針に電気を流して毛根に与える施術です。医師の技術が足りない場合、電気の熱による赤みや炎症、火傷や痛み、毛穴の腫れなどが生じるため、ご注意ください。また、針脱毛で使用する針の衛生管理が行き届いていない場合は、肝炎やHIVなどの血液感染リスクが考えられます。

針脱毛の相場

針脱毛は5~10回の施術(1か月~2か月のスパン)で完了します。また、針脱毛は脱毛料金のほかに初診料、血液検査料、針代、麻酔代などがかかるため、事前に調べておきましょう。針脱毛の脱毛料金は脱毛したい部位の毛量や面積、施術時間などによって異なります。料金体系はクリニックによって異なりますが、脱毛完了までにかかる金額の目安は10万円前後です。