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子どもの脱毛は必要?京都で調べた脱毛事情
修学旅行ではムダ毛処理をしないとトラブルの原因になる?
中学生の女子といえば思春期の真っ只中。個人差こそありますが、腕や足にムダ毛が生えてくる人も少なくないでしょう。そんな時、気になってしまうのが周囲の目線。中学生ともなれば一大イベントである修学旅行が待っています。濃いムダ毛をそのままに参加してしまうとクラスのみんなの前で恥ずかしい思いをしてしまうだけでなく、最悪の場合にはいじめなどにも発展してしまいかねません。
手軽に買えるカミソリを使って処理しようとする女子もいますが、やり方を間違うともっと濃いめの毛が生えてしまうといった悪循環を引き起こしてしまう場合もありますので注意をしておく必要があります。
また、10歳前後から中学生くらいの年齢になると、ちょうど「第二次性徴期」に入るため、ホルモンバランスなどが今までとは変わってきます。その影響で、体毛にも目に見える変化が現れるのがこの時期です。
この時期に、額や口周りの産毛が濃くなった覚えがある方も多いのではないでしょうか。第二次性徴期には、「顔周りの産毛」「わき」「VIO」の毛が濃くなったり、生えてくるようになるなどの影響が出てきます。「顔の産毛」については、だんだんと薄くなってくるものですが、鏡で毎日見る「顔」に現れた変化に戸惑い、悩んでしまう場合も少なくありません。
その他の部分については、ちょうどこの時期から「毛包」という毛を作る組織が完成に向けて成長して行くので、毛周期が整う20歳前後までは太さや量などが変化していきます。
どの部分に生えてくるムダ毛にしても、「恥ずかしい」と思ってしまい、相談もできずに一人で悩みを抱えてしまう女の子もいると思います。そんな事にならないように、ムダ毛が生えてくる前から話をしておくなど「相談しやすい環境」を作ってあげるのも大切です。
いざ「ムダ毛が気になってきた」という時に、きちんと適切な処理ができるよう大人がしっかりと見守って、適切な処理の仕方をアドバイスしてあげなければなりません。
自宅でムダ毛を処理する時のポイント
その1 電気シェーバー
カミソリとは違い、スイッチを入れるだけで刃が振動して手軽にムダ毛を処理できる電気シェーバー。滑らかに剃ることができるのが大きなメリットです。
しかし、電気シェーバーの刃は基本的に直接刃が肌に触れないため、毛の目立った部分だけを剃る「浅剃り」になります。そのため、カミソリに比べて剃り残しの毛が目立ちやすくなってしまうことがあります。また、モーターを使用するので製品によっては作動音が気になりやすいという面も持っています。
また、電気シェーバーには様々な形状の種類があります。シェービングに関しては、できるだけカミソリの刃が肌に対して水平に当たるのが理想で、肌を傷つけず、根元に近いところからムダ毛を剃る必要があります。ところが、人の表面は凹凸がたくさんあり、平らに近い面もあるという複雑な構造です。そのような凹凸に対応できるような電気シェーバーや、顔用などの小型のものなど、場所によって使い分けると良いでしょう。
また、脱毛などに比べて、シェーバーは浅く剃る仕上がりなので使用回数が多くなってしまいます。シェーバーを使用した後には、しっかりとローションやボディークリームなどで保湿をして、肌のダメージをケアするように心掛けましょう。
その2 毛抜き
数百円から手軽に購入できる毛抜きは、とても種類が多く自分に合ったものが手に入りやすいものです。一度毛抜きによってムダ毛処理をしてしまえば、個人差はありますが1~2週間ほどはキレイな状態を保つことができます。
問題点は自己処理における時間と手間です。何しろムダ毛を一本ずつ地道に抜いていくことになるので、とても長い時間がかかってしまいます。また、無理矢理に活動している毛を引っ張ることになるので、無事にムダ毛を処理できても毛穴や肌を痛めてしまう可能性がとても高く、ひどい時には炎症になってしまうこともあるほどです。
とてもお手軽にできるムダ毛処理ですが、ある程度のリスクを覚悟しておく必要があるでしょう。
毛抜きでの脱毛は、毛穴や肌が傷みやすく炎症を起こしたり、生えてきた毛が外に出られずに皮膚に埋まったままになる「埋没毛」になってしまう可能性もあります。そうなると、さらに悪化させて炎症が起きる可能性や、治るまでに長期間を要する場合も出てきます。
毛抜きを使った処理をするなら、「清潔な毛抜きを使う」「前後に消毒をする」「消炎効果のあるローションでケアする」など、炎症にならないように対策を忘れないようにしましょう。
自宅でのムダ毛処理はその場しのぎに…、クリニックで早めの脱毛を
自宅でできるムダ毛処理の注意点をご紹介しましたが、正直いってその場しのぎ感は拭えません。目に見える部分の処理はなんとかなるかもしれませんが、人によっては足のふくらはぎの裏や肩、背中といった、自分ではなかなか確認しづらい部分のムダ毛の処理を個人で行うのは至難の業です。
そこで頼りになるのが脱毛クリニック。エステとは違い、医師が施術を行ってくれるのでお肌を痛めることなく脱毛できます。
子どもでも脱毛できるソプラノアイスの仕組み
近年では、さまざまなメディアが発達していくにしたがって、個人の美に対する意識も変化が起こっています。企業によってはムダ毛の処理が最低限のマナーとなっていることもあるほどです。それは子どもの社会においても同じ。後にご紹介しますが、子ども同士の関係であっても、ふとしたことからトラブルの原因になりかねないという現状があります。
ただ、子どもが脱毛を行うにはどうしても身体への影響が心配されます。何しろクリニックやエステなどで行う脱毛は、大人でも我慢できないほど痛みがともなってしまうからです。
そこで登場したのが痛くないと評判の医療脱毛「ソプラノアイス」です。その仕組みについて詳しく解説していきましょう。
ソプラノアイスの仕組み
ソプラノアイスは、蓄熱式ダイオードレーザーです。
蓄熱式とは、低出力のレーザーを繰り返し照射して、毛母細胞に熱を蓄えることでダメージを与える脱毛方法のこと。従来の医療レーザーでは、黒い色素であるメラニンに高出力のレーザーを照射していましたが、この方法だと肌にダメージを与えてしまうと同時に、痛みに耐える必要がありました。しかし、蓄熱式のソプラノアイスで脱毛をすると施術中は暖かいマッサージを受けているような感覚で、比較的痛みに弱いとされている男性や子どもでも痛みを感じることはほとんどありません。
また、低出力のレーザーを照射すると同時に冷却も行うため、日焼けや色黒、色素が沈着している肌などを問わずに施術を行うことも可能です。
快適な脱毛を実現できるソプラノアイスのメリット
それでは、簡単にソプラノアイスのメリットをまとめてみましょう。
メリット1 とにかく痛くない!
蓄熱式で毛包に直接低出力のレーザーを広範囲に渡って照射するため、痛みを感じることはほとんどありません。従来のレーザーでは難しかった子どもの脱毛も行うことができます。また、施術時間も10分の1ほど。ランチタイムの間での脱毛も可能です。
メリット2 衛生面もGOOD!
従来のレーザー脱毛では、肌に直接触れる部分はふき取るだけでした。運用上は全く問題はないのですが、患者によってはどうしても気になってしまう方もいるのではないでしょうか? ソプラノアイスでは、肌に触れる部分が着脱式になっているので、いつでも衛生的に施術を受けられます。
メリット3 産毛などの細い毛でも効果的!
これまでのレーザー脱毛などでは、毛周期というものが仕上がりに大きく関係していました。そもそも毛は「休止期」「成長前期」「成長後期」「退行期」という4段階の生え変わりを繰り返しています。じつは従来のレーザー脱毛で効果があるのは、この4段階の内の「成長期」のみなのです。そのため、産毛などの細かい毛には反応しないというデメリットがありました。その点、ソプラノアイスは、毛根を包んでいる毛包にピンポイントでアプローチするので毛周期に左右されず、しかも毛の量や質、細さなども関係なく脱毛できます。
メリット4 ムラのない仕上がりを期待できる!
通常、レーザーで脱毛する際には1か所ごとに高出力のレーザーを照射していましたが、これでは仕上がりにムラが出てしまいます。対してソプラノアイスは、ハンドピースを脱毛する部分に何度も動かしながら照射するので、脱毛部位全体にレーザーを行き届かせることが可能なのです。そのため仕上がりにムラがなく、施術が終わった後にはとてもキレイな肌を確認することができるでしょう。
このようにソプラノアイスは、子どもでも脱毛ができると同時に、確かな効果を期待できます。
京都でソプラノアイスが利用できる脱毛クリニック
それでは、京都ではどこのクリニックに行けばこのソプラノアイスで脱毛をすることができるのでしょうか?
岡田佳子医院

引用元:皮膚科岡田佳子医院(http://www.okada-keiko.com/)
京都で20年以上の開業実績がある老舗の脱毛クリニック。女性たちの悩みに即した脱毛施術を実現してくれます。価格も良心的でさまざまな割引サービスを利用することができます。メディカルエステを併設しており、術後のアフターサービスも充実しています。
レーザー脱毛(1回あたり) | |
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両ワキ | 8,800円 |
両ヒジ下 | 14,300円 |
手の甲・指 | 8,800円 |
両ヒザ下 | 22,000円 |
脚の甲・指 | 8,800円 |
※価格は、2021年10月の情報です。
基本情報
- 住所:京都府京都市下京区室町通四条下ル鶏鉾町480 オフィスワン四条烏丸5F
- アクセス:阪急「烏丸」駅、地下鉄「四条」駅より徒歩2分
- 診療時間:月・水・木・金15:00~19:00、水11:00~12:30、土10:00~12:30
大西皮フ科形成外科医院

引用元:大西皮フ科形成外科医院(http://www.onishiskinclinic.com/index.html)
ソプラノアイスの他にも「アレキサンドライトレーザー」「P-NAIN」などの脱毛法を選ぶことが可能。脱毛以外にもエイジングケアやしみやくすみ、そばかすといったさまざまな皮膚に関する悩みに、熟練の技術をもった医師が当たってくれます。
レーザー脱毛(1回あたり) | |
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両ワキ | 10,560円 |
両ヒジ下 | 17,600円 |
手の甲・指 | 8,800円 |
両ヒザ下 | 25,300円 |
脚の甲・指 | 8,800円 |
※価格は、2021年10月の情報です。
基本情報
- 住所:京都府京都市下京区長刀鉾町31 四条ビヨンドビル5F
- アクセス:阪急京都線「烏丸駅」徒歩1分
- 診療時間:火水木金10:00~18:00 土10:00~17:00
しげまりこ皮膚科クリニック

引用元:しげまりこ皮膚科クリニック(http://www.marikoclinic.com/)
患者の皮膚の状態に合わせてオーダーメイドな治療を提案してくれるのがしげまりこ皮膚科クリニック。近畿大学医学部や東京女子医科大学付属青山女性医療研究所などで経験を積んだ院長が、施術を担当します。
レーザー脱毛(1回あたり) | |
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両ワキ | 6,600円 |
両ヒジ下 | 20,900円 |
手の甲・指 | 11,000円 |
両ヒザ下 | 24,200円 |
脚の甲・指 | 11,000円 |
※価格は、2021年10月の情報です。
基本情報
- 住所:京都府京都市左京区松ヶ崎六ノ坪町4-5 ランブラス松ヶ崎1F
- アクセス:地下鉄烏丸線「松ヶ崎駅」徒歩1分
- 診療時間:平日9:00~12:00/13:00~17:00(※火金は17:00~18:30の診療相談可能) 土曜9:00~12:00
医療レーザー脱毛では、まれに赤み、ヒリヒリ感、火傷、毛嚢炎(もうのうえん)、むくみ、増毛、硬毛化、打ち漏れのような症状が現れる可能性があります。
医療レーザー脱毛は5~10回の施術(1か月半~2か月のスパン)で完了します。また、脱毛の相場は部位によって異なります。中でも人気が高いワキ脱毛の相場は、1万3,000円(※両ワキ5回コース)です。
医療レーザー脱毛で使用する医療機器には、Foto bright(フォトブライト)、Lime Light(ライムライト)、ベクタス、プロウェーブ770など、厚生労働省未承認の医療機器を使用することもあります。施術で使用する医療機器の入手経路や諸外国における安全性、同一の性能を持つ国内承認機器の有無といった詳細・不明な点については、クリニックや病院によって異なります。詳しくは各クリニックや病院に直接お問い合わせをお願い致します。
針脱毛は針に電気を流して毛根に与える施術です。医師の技術が足りない場合、電気の熱による赤みや炎症、火傷や痛み、毛穴の腫れなどが生じるため、ご注意ください。また、針脱毛で使用する針の衛生管理が行き届いていない場合は、肝炎やHIVなどの血液感染リスクが考えられます。
針脱毛は5~10回の施術(1か月~2か月のスパン)で完了します。また、針脱毛は脱毛料金のほかに初診料、血液検査料、針代、麻酔代などがかかるため、事前に調べておきましょう。針脱毛の脱毛料金は脱毛したい部位の毛量や面積、施術時間などによって異なります。料金体系はクリニックによって異なりますが、脱毛完了までにかかる金額の目安は10万円前後です。