公開日:|最終更新日時:
ジェネシス
ジェネシスの概要を紹介
ジェネシスの仕組みとメリット
ジェネシスは、美容皮膚科・美容外科などで用いられている多能型のレーザー機器。主に、肌質改善やエイジングケアなどに用いられているマシンですが、設定やスポットサイズを変更すれば脱毛器にも変身します。
脱毛器としてのジェネシスは、皮膚の奥深くまでレーザーが到達するヤグレーザータイプ。太くてしつこい毛の脱毛には、特に効果を発揮する脱毛器となります。
なお、ジェネシス自体は、多くの美容皮膚科で導入されているごく一般的な美容マシンなのですが、脱毛用として使用しているクリニックは多くありません。ジェネシスでの脱毛を希望する場合には、事前に、脱毛に対応しているかどうかを確認してからクリニックを訪問するようにしましょう。
ジェネシスと他の機器との違い
波長が長いため皮膚の奥までレーザーが届く
皮膚科や美容皮膚科において、様々な用途で使用されているジェネシスですが、そのメカニズムの最大の特徴は、レーザーの波長が長いということ。脱毛器としては1,064mmのロングパルスヤグレーザーに属するマシンなので、男性のヒゲなどのように濃くて太い毛の脱毛にも対応可能です。
逆に、顔の産毛などのように、一般的な脱毛器では難しいとされる薄い毛の脱毛にも適しています。
日焼け肌や地黒肌でもヤケドのリスクがほとんどない
多くの医療機関が導入している「ダイオードレーザー」系の脱毛器や「アレキサンドライトレーザー」系の脱毛器は、日焼け肌や地黒肌、ホクロの多い肌などに使用することができません。なぜならば、脱毛器が黒い色に対して誤作動するため、ヤケドのリスクがあるからです。
一方でジェネシスは、レーザーが適度にメラニンに吸収される脱毛器なので、日焼け肌や地黒肌、ホクロの多い肌でも、ヤケドのリスクがほとんどなく脱毛することができます。
脱毛と同時に美肌効果を得られる
もともとジェネシスは、主に美肌効果・エイジングケア効果などを目的に使われているマシンです。そのため、脱毛効果を目的にジェネシスを使用すると、脱毛効果だけではなく美肌効果も得られる、という格好になります。まさに一石二鳥ですね。具体的には、毛穴の開きやニキビ跡、目の下のくま、赤ら顔などの改善効果が期待できるそうです。
ジェネシスが適している方
ジェネシスを使った医療脱毛に向いている方は次の通りです。
1.男性のヒゲなど濃い毛を脱毛したい方
2.日焼け肌・地黒肌の方
3.産毛の脱毛をしたい方
4.脱毛と同時に肌質改善も目指したい方
5.メイクのノリを良くしたい方
医療レーザー脱毛では、まれに赤み、ヒリヒリ感、火傷、毛嚢炎(もうのうえん)、むくみ、増毛、硬毛化、打ち漏れのような症状が現れる可能性があります。
医療レーザー脱毛は5~10回の施術(1か月半~2か月のスパン)で完了します。また、脱毛の相場は部位によって異なります。中でも人気が高いワキ脱毛の相場は、1万3,000円(※両ワキ5回コース)です。
医療レーザー脱毛で使用する医療機器には、Foto bright(フォトブライト)、Lime Light(ライムライト)、ベクタス、プロウェーブ770など、厚生労働省未承認の医療機器を使用することもあります。施術で使用する医療機器の入手経路や諸外国における安全性、同一の性能を持つ国内承認機器の有無といった詳細・不明な点については、クリニックや病院によって異なります。詳しくは各クリニックや病院に直接お問い合わせをお願い致します。
針脱毛は針に電気を流して毛根に与える施術です。医師の技術が足りない場合、電気の熱による赤みや炎症、火傷や痛み、毛穴の腫れなどが生じるため、ご注意ください。また、針脱毛で使用する針の衛生管理が行き届いていない場合は、肝炎やHIVなどの血液感染リスクが考えられます。
針脱毛は5~10回の施術(1か月~2か月のスパン)で完了します。また、針脱毛は脱毛料金のほかに初診料、血液検査料、針代、麻酔代などがかかるため、事前に調べておきましょう。針脱毛の脱毛料金は脱毛したい部位の毛量や面積、施術時間などによって異なります。料金体系はクリニックによって異なりますが、脱毛完了までにかかる金額の目安は10万円前後です。